若い女性とカプセルの瓶
  • ホーム
  • カルバマゼピンで得られる効果

カルバマゼピンで得られる効果

若い女性

カルバマゼピンは、日本では1966年からてんかんの予防薬・三叉神経痛の治療薬として、1990年からは躁病・躁鬱病(双極性障害)の躁状態の治療薬として使用されている歴史の長い精神・神経薬です。
商品名はテグレトールとして販売されており、ジェネリック医薬品としてはレキシンがあります。

脳神経の興奮をしずめる効果が高いため、いろいろな運動症状や感覚異常、自律神経失調、精神変調、無反応など部分発作に特に優れた効果を発揮します。
強直間代発作(大発作)には適用しますが、短時間気を失うような欠伸発作、手足がピクピクするミオクロニー発作、力が抜けて転倒するような脱力発作には適用されません。
その他にも、脳の神経をしずめることで気分の高ぶりを抑えて落ち着かせることができるので、統合失調症による興奮状態など様々な精神疾患による不安、緊張、興奮状態を鎮める効果もあります。

三叉神経痛に対しては、三叉神経をしずめておくことで激しい痛みを起こりにくくします。
顔の知覚を伝達する三叉神経の痛みは短時間ですが非常に激しい痛みが特徴なので、少しでも痛みを和らげるために三叉神経をしずめておくことが大切です。

カルバマゼピンは、いろいろな薬と相互作用が起こりやすいので注意が必要です。
薬では、抗真菌薬のボリコナゾール(ブイフェンド)と肺高血圧症治療薬のタダラフィル(アドシルカ)、エイズ治療薬のリルピビリン(エジュラント)などとの併用は禁止です。
食品では、グレープフルーツジュースを飲むとカルバマゼピンの血中濃度が上昇し、副作用が出やすくなる恐れがあります。
健康食品では、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を摂ると、カルバマゼピンの作用を弱める恐れがあります。
カルバマゼピンは、量と回数を必ず守って服用することで血中濃度を一定に保ち、より高い効果が得られます。